1月22日の核兵器禁止条約発効に向けて、紙智子、岩渕友両参院議員とはたやま和也前衆院議員、札幌市内の小選挙区候補、私伊藤りち子、平岡だいすけさん、橋本みかさんと札幌市白石区にある「北海道ノーモア・ヒバクシャ会館」で被爆者団体のみなさんと懇談をしました。
1月22日に発効する核兵器禁止条約を日本政府に批准させよう―。日本共産党の紙智子、岩渕友両参院議員、はたやま和也前衆院議員・衆院北海道比例候補は15日、札幌市のノーモアヒバクシャ会館を訪れ、北海道被爆者協会の眞田保会長らと懇談しました。
昨年暮れの国連総会で禁止条約の署名・批准を歓迎する決議に過去最多の130カ国が賛成。しかし唯一の戦争被爆国の日本は反対し、批准推進国から批判が相次いでいます。
「多くの支援団体が核兵器廃絶のため、尽力していることに感謝しています」と眞田会長。「国会の場で共産党など野党の後押しで政府に批准するよう強く求めていきたい」とあいさつしました。
「語り部」として小学校で話す廣田凱則副会長は「これからも子どもたちに被爆の実相や平和の尊さを伝えたい」と表明しました。
紙氏は「被爆者の思いを受けとめ、政府が核兵器をなくす先頭に立つよう働きかけていきます」と語ります。
岩渕氏は「核抑止力は通用しないとの条約は大きな意味を持ちます。批准しないなら政府を代えるしかありません」と強調。道原水協の三上友衛代表理事もあいさつ。嶋田千津子事務局長が「批准しない政府は代えましょう。核兵器のない世界へ運動を進めていきます」と表明しました。
平岡だいすけ衆院道2区、伊藤りち子道3区(比例重複)、橋本みか道5区の各候補が同席しました。
(2021年1月17日付「しんぶん赤旗」掲載)