訴える伊藤りち子 道3区国政対策委員長(中央)と、さとう綾札幌市議(右側)=5月30日、札幌市白石区 |
札幌市白石区の日本共産党の伊藤りち子衆院北海道3区予定候補(比例重複)と佐藤綾市議は30日、街頭宣伝を行いました。弁士の立つ位置も十分な間隔を取り、マイクの消毒をして、感染対策を取りながら訴えました。
伊藤氏は、世論調査で東京五輪中止・延期が圧倒的なのに、札幌でのテストマラソン大会開催など強行へひた走る菅政権と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らの一連の発言を強く批判。五輪は中止し、あらゆる力をコロナ収束に集中させるべきですと力を込め、4月の衆院道2区補選は野党共闘で勝利し、菅政権を倒して新しい政権をつくる先頭に立つ決意を語りました。
伊藤りち子 道3区国政対策委員長(左)と、さとう綾札幌市議=5月30日、札幌市白石区 |
佐藤氏は、市営住宅の結露問題のアンケート調査や党市議団がPCR検査数を抜本的に増やしてコロナ感染を封じ込めるよう繰り返し要求し、介護現場での検査数を増やすことができたと紹介。ワクチン接種で菅政権の無為無策が高齢者や医療現場に混乱をもたらしている事態に、党市議団が▽各区に集団接種会場を拡大する▽高齢者施設の出張接種を実施する▽ワクチンの供給量と接種の見通しを早急に市民に周知する─ の緊急申し入れを26日に行ったと報告しました。
団地のベランダに出て、手を振るなどの激励がありました。
「しんぶん赤旗」 北海道・東北のページ 6月1日付より