8月14日に突然飛び込んできたのは岸田首相が自民党の総裁選に出馬しないというニュースでした。
岸田首相が辞めても次に自民党の誰が首相になっても何も変わらないどころか、さらに最悪の政権になるのではないかと感じています。
岸田首相は「責任をとって…」を辞任の理由としていますが裏金事件は自民党の不祥事ではなく明らかな犯罪です。首相が責任をとれば済む問題ではなく、裏金議員すべてが辞職しなければならない事件です。
それなのにマスコミは連日総裁選の報道ばかりで電波ジャックをして支持率を上げようという魂胆が透けて見えます。しかし、私たち国民は騙されません。
7月に行われた共同通信の世論調査で、次の衆議院選挙の投票先を決める際、自民党派閥の裏金事件を考慮するかという問いに73%が「考慮する」「ある程度考慮する」という回答をしています。
しんぶん赤旗日曜版がスクープして国民の怒りが爆発した事件をあいまいにしたままの自民党に厳しい審判を下す絶好のチャンスです。
総裁選の報道に惑わされずに国民の立場に立った政治を実現させるためにも日本共産党を大きくしてください。
日本共産党を大きくしていただくことが自民党政治を終わらせる大きな力になります。日本共産党への入党、しんぶん赤旗の購読を広げていただくことを心より訴えます。
(8月19日 記)
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しんぶん赤旗 (2024年8月・9月号外) |