米不足への緊急対策を

2024年9月4日水曜日

エッセイ

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 8月末にさとう綾札幌市議から「お米買えていますか」とラインがきました。その日の夕方、いつも利用しているスーパーに行ってみるとお米の棚は空っぽです。「本日入荷のお米は完売しました。」と張り紙がありました。

 8月23日に日本共産党国会議員団は、「米不足への緊急対応を求める申し入れ」を行い、「米不足の実態・実情を把握し、関係者の声を聞くこと、政府備蓄米の活用も含め、生産者団体や流通・小売業界と協力し、店頭に十分な米が回るよう、緊急対策を講ずること」などを求めました。

 29日には、米の品薄への政府の対応を批判し、店頭に米が十分に回るよう緊急対策を改めて要請しました。政府は、「9月になれば新米が出回るので特別の手だてはとらない」と弁明しました。あまりにも無責任な対応ではないでしょうか。主食の安定供給のために農家の所得補償をどうするのか、これだけ気候変動の影響を受けるのだから価格保障をどうするのか、具体的に踏み込んだ政策が求められます。

 また、食品価格の高騰が続く中、米の価格の高騰が低所得者・貧困家庭を直撃していることも深刻です。特に給食のない夏休み期間中、子どもたちが十分な食事を食べられない事態が全国で起きていることについても政治の責任として対策をすすめることが重要です。みなさんのまわりでも困っている方がいましたら「日本共産党に相談してみて」と伝えてください。

(9月2日 記)



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伊藤りち子プロフィール

1961年 札幌市白石区生まれ

1982年 函館大谷女子短大付設幼稚教諭保母養成所卒業 保育士として11年白石区で勤務

1997年 日本共産党白石区議員事務所長

2003年 札幌市議会議員初当選 市議として4期16年、団長も歴任

現在  日本共産党北海道委員 白石・厚別地区委員会副委員長

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