北海道厚生局に緊急要望を行いました

2021年5月20日木曜日

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緊急要望をする(右から)伊藤りち子 道3区予定候補(比例重複)
はたやま和也前衆院議員、橋本みか 道5区予定候補=5月18日、札幌市


 5月17日の道経産局に続き、18日、はたやま和也前衆院議員、橋本みか予定候補(5区)とともに、北海道厚生局に緊急要望を行いました
私からはワクチンの予約が医療機関任せでは業務に支障が出ることなど現場から寄せられている声を伝え、対策をとるべきと求めました。

 はたやま和也前衆院議員は「ワクチン接種対応や、一般医療、コロナ対応が医療現場に集中し、医療スタッフは疲弊している。国や道が責任もって解消しなければ医療崩壊につながる。国の予備費の活用も含めて実施すべきです」と強く求めました。厚生局側は「要請は本省に伝える」と答えました。




緊急要望は以下の12項目です。

1.道および札幌市等、重点措置対象自治体、区域の医療や検査等に係る状況を正確に把握すること。

2.医療機関および濃厚接触が不可避な高齢者・福祉施設や保育所・幼稚園、障がい児学校等において頻回の定期検査を実施すること。

3.市中の薬局と連携するなどして、希望者への無料のPCR検査を実施すること。検査機器導入等への財政支援を行うこと。

4.重症、中等症向け病床や、軽症・無症状者を受け入れる宿泊療養施設の確保への支援を強化すること。

5.自宅療養者、病院や宿泊療養施設の入院・入所待機者への在宅診療と支援を強め、訪問診療に係る報酬をさらに加算すること。

6.発熱外来を開設する医療機関をはじめ、すべての医療機関への財政支援を行うこと。

7.札幌市が要請する大規模接種への特別の支援を実施すること。

8.すべての医療従事者はじめ、接触がともなうエッセンシャルワーカーに優先的に摂取すること。

9.検査とクラスター防止、医療、ワクチン接種等を進めるための専門職(医師、看護師及び感染管理認定看護師、保健師、検査技師等)の広域派遣など人的支援を急ぐこと。国が費用負担をおこなうこと。

10.札幌市の入院待機ステーションの人的派遣要請や札幌市からのコロナ患者の広域搬送、一般医療とコロナ感染症医療の"すみ分け”等を調整する機関を、道はじめ関係機関と迅速に協議し設置すること。

11.医療や福祉、消防・救急などを担う人らへの「緊急手当」「緊急支援金」の支給を検討すること。

12.医療、検査体制の更なるひっ迫につながる東京オリンピックの中止を、首相に提言すること。


「新型コロナ感染症の緊急事態宣言発令に伴い
感染拡大の防止と医療体制の強化等を求める緊急要望」


 19日には札幌市で75歳以上の高齢者のワクチン接種予約開始に。27万人の対象者に2万人分に満たない数だったとの報道。私の知り合いの中にも「朝から電話をかけても繋がらなかった」と不安の声がたくさん出されています。十分な対策が必要です!

医療機関や自治体任せの国の対応に怒りがわいてきます。

国民の命に誠実に向き合わない菅自公政権は必ず来るべき総選挙で市民と野党の共闘で変えましょう!

(5月20日 記)


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伊藤りち子プロフィール

1961年 札幌市白石区生まれ

1982年 函館大谷女子短大付設幼稚教諭保母養成所卒業 保育士として11年白石区で勤務

1997年 日本共産党白石区議員事務所長

2003年 札幌市議会議員初当選 市議として4期16年、団長も歴任

現在  日本共産党北海道委員 白石・厚別地区委員会副委員長

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