私と日本共産党
❝被爆体験を動画に❞ 実現
私が街頭演説でよく話しているのは、「政治活動の原点は平和を守ること」です。亡くなった両親は戦争を体験した世代で、伯父は戦死しました。「遺骨箱に骨は入っておらず、一つの石ころだった」と幼い頃から聞いて育った私は、命を奪い、家族をばらばらにする戦争は絶対に繰り返してはならないと心に誓いました。
そして戦前、戦中、戦後と一貫して戦争に反対して平和を守るために力を尽くしてきたのが日本共産党だったと知り、この党の一員として平和を守ろうと活動してきました。
4期16年の札幌市議時代に「市のバーチャル資料館に被爆体験を動画として残すべき」だと質問し実現しました。越智晴子さん(故人。ノーモア・ヒバクシャ会館元館長)の動画「広島での被爆 助かった命で伝えること」を見ることができます。平和を政治活動の原点としている思い出の質問でした。
党員でうれしかったのは、私の母と夫の母が党員だったことから意気投合し、大親友になりました。山菜取りや野菜を作って、私たち家族を物心両面で支えてくれました。私の候補者活動を応援してくれる一人に、60年党員の義母がいます。
今年は核兵器禁止条約が発効した歴史的な年です。2017年に条約が採択された時、日本共産党が国連会議に参加していたことは誇りです。地域を歩けば歩くほど平和を願う人たちと対話が弾みます。市民と野党で条約を批准する政府を実現したい。頑張ります。
(「しんぶん赤旗」8月3日付より)