20日は若い女性の反応がとても良くて嬉しかったです。「あなたの演説は琴線に触れるいい演説ですね」と熱く声をかけてくれる人、夜は雨の中、道営住宅で寒いのに窓を開けて最後まで話を聞いてくれ大きく手を振ってくれるなど元気の出る反応が。
(10月21日 記)
(右から)伊藤、松木、こくた、川原氏=10月20日、札幌市東区 |
10月20日(水)伊藤りち子比例候補は、志位和夫委員長が来道し、札幌赤レンガテラス前で行われた日本共産党街頭演説に、はたやま和也比例候補、橋本みか北海道5区候補とともに参加。その後東区を中心にまわり、2ヵ所で市民と野党の共同街頭宣伝に参加。川原茂雄さん(市民の風・北海道)、松木けんこう北海道2区統一候補(立憲民主党)、こくた恵二党国対委員長・京都1区候補(日本共産党)と一緒に訴えました。
伊藤氏は、今度の選挙は国民の命がかかった選挙。平和を守り、核兵器禁止条約に批准する市民と野党の連合政権を実現するため全力を尽くします。小選挙区は野党統一候補、比例は日本共産党を広げてくださいと訴えました。
「自公対野党共闘」対決構図は明瞭
「政権選択」の歴史的総選挙(31日投票)勝利へ、日本共産党の志位和夫委員長は20日、札幌市、横浜市を駆けめぐり、政権交代の実現と日本共産党の大躍進を熱く呼びかけました。演説が始まると足を止める人の輪が広がり、大きな拍手が何度もわきおこりました。
志位和夫委員長(中央右)、はたやま和也候補(その左)、伊藤りち子候補(左)、橋本みか5区候補(右端)=20日、札幌市中央区 |
北海道 はたやま候補議席奪還を
志位氏は、「対決の構図がたいへん明瞭になってきました」と述べ、総選挙公示を報じた同日付の各紙を紹介しました。「野党共闘 自公に挑む」(「朝日」)、「共闘野党 分断狙う与党」(「毎日」)、「自公VS野党共闘」(「読売」)などの見出しを読み上げ、「今度の選挙は『自公対野党共闘』、この対決です」と強調。「今度の総選挙で必ずや政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権にチャレンジしたいと決意しています」と訴えました。
志位氏は、総選挙の争点を縦横に語ったうえで、政権交代にむけ「本気の共闘体制がつくられた」ことを報告し、「自公政治を終わりにし、みんなの力で新しい政権――野党連合政権をつくりましょう」と力説。「そのためにも比例代表でぶれずに誠実に野党共闘のために力を尽くしている日本共産党の躍進が必要です」と強調。「野党共闘を成功させるためには、どんな困難や妨害があってもそれをはねのけて前に進める、絶対ぶれない党が必要です。同時に、誠実にお互いにリスペクトしながら協力の輪を広げていく党が必要です。どうか比例で日本共産党を躍進させてください」と心を込めて呼びかけました。
札幌市の赤れんがテラス前では、冷たい雨のなか多くの人が演説に耳を傾けました。北海道比例の、はたやま和也元衆院議員が「市民の声が結晶のように野党共通政策となった。その政策の実現のために揺るがずがんばる共産党の議席が絶対に必要です」と議席奪還への決意を表明。伊藤りち子比例候補、橋本みか北海道5区候補も訴えました。「戦争させない市民の風・北海道」の山口たか共同代表は「共産党はぶれない、絶対に国会に必要な議席。比例は共産党と書いて、必ずはたやまさんを押し上げて」とスピーチしました。
志位氏は「はたやま候補は議席を失ってからの4年間、北海道をくまなく歩き、北海道のみなさんの願いを体いっぱいに吸い込み、政治家として一段とパワーアップし大きくなりました。『比例は共産党』を広げに広げ、はたやまさんの議席を必ず奪回し、再び国会の舞台で大活躍してもらいましょう」と力説しました。
志位氏は新型コロナ対策と、安心と希望の新しい日本をつくる「四つのチェンジ」を詳しく紹介し、このなかで米価の空前の暴落について訴えました。北海道の主要銘柄「ななつぼし」は2割も暴落していると指摘し、「これは自民党による人災です」と批判。2018年に政府が生産調整から撤退し農業者任せにしてしまったと述べ、「そこへコロナによる需要の激減で大暴落が起きています」と告発しました。「政府によるコメの緊急買い入れを実施し、過剰在庫を市場から隔離せよ。政府が買い入れたコメは、生活困窮者、学生、子ども食堂などに提供せよ。ミニマムアクセス米の買い入れはきっぱり中止せよ」と求め「北海道のコメを守れ―この1票を日本共産党に託してください」と呼びかけました。
(しんぶん赤旗10月21日付掲載)